【完全版】産卵セットの作り方 ~ヘラクレスオオカブト~

ヘラクレス飼育

どうもー!でめきんです。

今回は産卵セットの作り方をご紹介します。
これからヘラクレスオオカブトに産卵させてみようと思っている方の参考になればと思います。

産卵セットを作る前に

産卵セットを作る前にまずやらなければいけないことがあります。
それはマットのガス抜きです。
ガス抜きについては「ガス抜きとは? ~ヘラクレスオオカブト~」をご覧ください。

購入したマットの種類によりますが、全ての発酵マットは購入したら一度空気に触れさせてガス抜きすれば間違いないです。

用意するもの

  • 産卵セット用のケース
  • カブトムシ用発酵マット(ガス抜き済み)
  • マットと水をかき混ぜる用の大きい入れ物
  • 止まり木
  • 園芸用スコップ

順を追って解説します。

まず産卵セット用のケースですが、10L程度のものなら問題ないでしょう。ただ10Lだと少し小さめなので1週間に一度は採卵してあげるようにします。♀が新たな産卵場所を探しているうちに自分が産んだたまごを潰してしまうことがあります。ちなみに私は7Lのケースを使っていて、3日に一度は採卵しています。

次に発酵マットはカブトムシ用の市販のもので大丈夫です。通販などにも売っているので評判がいいものを選びましょう。ただしガス抜きは必ず行ってください。
ガス抜きのやり方は「ガス抜きとは? ~ヘラクレスオオカブト~」をご覧ください。

次に水です。水道水で構いませんがカルキ抜きしてあれば尚良しです。ミネラルウォーターなら文句なしでしょう。私は水道水そのままです。

次にマットと水をかき混ぜる大きな容器です。

私が使っているものです。コメリで購入しました。

左官屋さんがコンクリートを練るときに使う舟が使いやすいですが、どうしてもない場合は新聞紙やブルーシートなどを敷いてもできることはできます。ただ後始末が大変ですね。ちなみに衣装ケースでも代用可能ですが大体がクリアケースだと思うので採卵時にたまごを発見しづらいです。あまりおすすめできません。

あとは止まり木は♀が地上に上がってきたときの転倒防止用です。その辺で木の枝や木の皮などを拾ってきてもいいですが雑虫が潜んでいることがありますので水に濡らしてから袋にいれてレンジでチンすると殺虫できます。ヤケドに気を付けましょう。家族にもバレないようにね(笑)確実に嫌な顔されます。。。

園芸用スコップはマットを詰めるときに使います。

こちらはダイソーで購入しました。

100均にも売っているのであると便利です。なければないでも問題ありません。

準備が整ったら

ここまできたらあとはセットするだけです。

  1. マットに適度に加水
  2. ケースの半分くらいまでマットをいれる
  3. 握り拳で固めに詰める
  4. マットをいれる
  5. 握り拳で固めに詰める
  6. 4と5を繰り返してケースの3/4くらいまで詰める
  7. 最後にふわっとマットをかける
  8. 止まり木とゼリーをセット
  9. 完成!

順を追って解説します。まずは準備したマットに水を加えます。マットを手で軽く握って固まり、揺らすと崩れるくらいまで加水します。

結構適当ですw

多少乾燥気味でも水分多めでも産卵してくれます。ただしあまりにカラッカラに乾燥していたり、握ると水が滴るくらい湿っているのはダメです。産卵どころか♀が死んでしまいます。

次に詰めるときの固さですが、思いっきり詰めても大丈夫です。

握り拳でぎゅうぎゅうに詰めます。

人間が手で思いっきり詰めたくらいじゃカブトムシは余裕で掘っていきます。あとマットは固く詰めてあったほうが♀は産卵しやすいらしいです。

固く詰め終わったら最後にふわっとマットをかけてあげます。このときに蓋をしてみてカブトムシの高さ+1cm程度あれば十分です。もちろんそれより余裕があっても大丈夫です。マットが余っているならギリギリまで詰めたほうがたくさん産んでくれますよ。

あとは止まり木とゼリーを2,3個置いてあげて完成です。

完成したらこんな感じです。

最後に

ゼリーは3日ほどで臭いがきつくなってくるので♀が地上に上がってきているときに交換してあげましょう。潜っているときはきっと産卵中なのでそっとしておきましょう。

以上、産卵セットの組み方、作り方でした。

これからヘラクレスオオカブトに産卵させてみたい方の参考にしていただければと思います。

ではではー!!

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