どうもー!でめきんです。
今回は昆虫標本の作り方をご紹介しようと思います。
子供と大事に育てたカブトムシ、クワガタ。夏の思い出にとっておきたいですよね☆
ブリードして大きいサイズを狙っている方は新記録が出たときは記念にとっておきたいと思います。
昆虫標本を作るのって難しいと思っている方もいるかと思いますが、とっても簡単ですよ。
準備するもの
まず準備するものですが、100均で揃っちゃいます。
- 裁縫用のまち針
- 発泡スチロールの箱
- 乾燥剤
- 置くタイプの殺虫剤
- 使い古した歯ブラシ
- 木工用ボンド(フセツが取れていて、その取れたフセツを回収できている場合)
たったこれだけです。
裁縫用のまち針は持ち手の先端が丸くなったものが使いやすいです。

発泡スチロールの箱は幅300*奥行200*高さ200くらいあれば十分です。
お湯に浸す
死んでしまった昆虫の足を柔らかくするためにお湯に浸します。
まずバケツでも洗面器でもなんでもいいですが50度くらいのお湯を張ります。
そしてその中に30分~1時間ほど足が柔らかくなるまで昆虫を浸します。これは関節を柔らかくするためです。
この時注意するのがお湯の温度です。50度くらい以下にしてください。熱湯にすると目が白く変色していまいます。
お湯に浸してるときについでに昆虫をキレイにしてあげてください。歯ブラシでこしょこしょっと。ゼリーやマットがこびりついていることがあるのでどうせならピカピカにしてあげましょう。
展足する

昆虫が柔らかくなったらお湯から引き揚げてティッシュ等で拭きます。
次に足を展開していきます。
昆虫を発泡スチロールの蓋の内側に置きます。
足を広げるように置いて、まずは体を固定します。まち針をクロスさせるように刺して体が動かないように浮かないように下に押さえつけながら固定します。次に標本にしたい形に足を展開して固定していきます。
私は昆虫の背中に針を刺すのが嫌なので体は固定していません。そのかわりにたくさん針を使って固定し押さえつけています。
あとついつい忘れがちなのが触覚です。顔の下にたたまれているのでまち針で引っ張り出していい感じに広げてください。
最後に、寿命で死んでしまった昆虫はフセツが取れていると思うのでもし取れたフセツを回収できている場合は木工用ボンド等でくっつけます。必要最低限の量で接着すれば乾くと透明になるのでほとんど目立ちません。
乾燥させる
展足した昆虫が乗っている発泡スチロールの蓋に発泡スチロールの箱の方を被せます。
発泡スチロール箱が逆さまになっている状態ですね。
そしてその中に殺虫剤と乾燥剤を一緒にいれておきます。
これで完全乾燥するまで放置しておけば完成です。
今回は薬剤などは使わないのでヘラクレスやコーカサスのような大型の昆虫の場合は完全に乾燥するまでに数か月かかります。乾燥していないと腐敗臭が発生し、とても不快ですw
まとめ
いかがでしたか?とっても簡単でしょ?
この方法の欠点は乾燥するまでに時間がかかることくらいですかね。
また最初の1週間くらいは足がずれてしまっていないか時々確認してください。

完成したら好きなように飾るなりしまうなりしてください。
ちなみにうちはセリアのコレクションボックスに色つきのニスを塗って、底面にコルクシートを貼ってその中に入れています。
標本を作る方の参考になればと思います。
ではではー!!
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